今日で最後!🔥年長劇クラス!~生活発表会5日目~
生活発表会もとうとう最終日です💗
最後は、年長劇クラス!🔥
年長組の劇からは、舞台全部を使った全体表現や心情表現が入ります^^
(写真はいばらの中を抜けていくシーンです)
どのクラスも子ども達の様子に合わせて一番の力が発揮できるような劇を行っています♪
最初のクラスは・・・
年長たけ組!
劇*ぎざみみぼうや
ぎざみみぼうやは、あるウサギの親子のお話🐇
ぼうやが母うさぎから、生きる術を受け継ぎながら心身ともに成長していくお話です🐰
たけ組がまず素敵だったのは親子の絆の描き方👀✨
↑の写真にあるように、親が子を守るシーンの母ウサギの真剣そのものの表情✨
身を挺してぼうやを守ろうとする健気な姿を見事に演じました💕(母ウサギが最期にぼうやの事を気にしながら冷たい川に流されていくシーンは、涙なしでは見られないシーンでした😿)
また、親から子どもへの思いだけでなく、中には子どもから親への思いを強く描くシーンもあります👀✨
これは母ウサギの制止をふりきり、ぼうやが母ウサギを助けに飛び込んでくるシーンです🐰
子どもの成長は親が思うよりもずっと早く、気が付けばこんなに成長していたんだと、劇中の母ウサギだけでなく会場のお客さん方も感じた瞬間だと思います(#^^#)
「お母さーーーん!」
の言葉で劇は一旦幕を閉じますが、最後のこの一言には、母と別れた悲しみだけでなく、これから一人で生きていくんだという決意や、母ウサギへのありがとうという気持ち等々、受けとり手次第で色々な意味が込められているように聞こえる言葉でした👀✨
また、たけ組の最後の歌は、ぼうやからの気持ちと、それに対する母ウサギからのアンサーソングになっていて、劇の流れも相まって心にしみわたる歌声と歌詞でした^^
親子の絆を見事に表現したたけ組でした💗
ずっと見てたよ💕
次のクラスは・・・
年長きく組!
劇*ライオン・キング
ライオンキングは、王様の子どもとして生まれた仔ライオンのシンバが、自分が何者なのかをみつめ様々な経験を経て成長しながら立派な王になってく話です^^
きく組の劇は、まず動物達が王の子どもの誕生を祝う華々しい場面からはじまります✨
(写真は劇の最後の同様のシーンのものです)
沢山の動物達が出演し、まるで劇団四季のような華やかさでスタートしました(#^^#)
きく組の凄い所は何と言っても台詞のしゃべり方👀✨
悪役は周りを不安にさせるような変な抑揚があったり、ひょうきんな役は早口で高い声だったり、善い動物達はまっすぐりんと通る声だったり・・・
その声色だけでそのキャラクターの立ち位置や性格がよくわかりました^^
それをさらにお客さんに聞こえる位のボリュームで言えるって、本当に凄いですよね( *´艸`)
(もちろん動きもバッチリ素敵でした!)
また、ライオンキングは広い広いサバンナが舞台の話です!
作中、深い渓谷を通るヌーの群れや、さびれた墓場、広大な大地、花が咲く森の中 と様々な場所が登場します^^
これをどう表現したかというと・・・
ごらんください👀
ちょっとした道具と子ども達の動きだけでその場を見事に表現していますね(#^^#)
これは舞台を客観視できている証拠です(*^^*)
さすが年長組!
またライオンキングのテーマのひとつには“受け継がれていく命”がありますが、その決意の瞬間や父の思いや子の思いをその表情の変化から、お客さんに届くように表現しました♪
(写真は父ライオンが子どもを助けに登場するシーンですが、目に強い光があるのが表情からよく伝わりますね👀✨)
劇の最後には冒頭と同じように動物達が全員出てきて王の子どもの誕生を祝うシーンがあるのですが、最後は子ども達全員がサークルオブライフを歌っていて、その声がとても力強く劇のフィナーレとして鳥肌が立つ位の場面となっていました🔥
広大なサバンナの物語を舞台の上に作り上げたきく組でした✨
声凄く良く聞こえてたよー✨
なかには目に涙が光る場面もありました💕
最後のクラスは・・・
年長まつ組!
劇*泣いた赤鬼
泣いた赤鬼は、人間と友達になりたい赤鬼と、自分が悪者になってでも友達の幸せをねがった心優しい青鬼のお話です。👹
泣いた赤鬼は、わかりやすい大きな動きは少ないですが、その代わりに目には見えない気持ちや心情の変化をどう表現していくかが難しい演目です👀✨
まず見ていただきたいのはこの冒頭のシーン!
子ども達の言い回しや表情から悪い鬼たちと、赤鬼の悩みや青鬼と赤鬼の関係性が良く伝わります👹
この場面をしっかり描いておくことで、後の気持ちの流れがぐっとわかり易くなります^^
また、気持ちの表現が100%に振りきれないのもこの劇の難しい所👀
100%怒ったり100%悲しいではなく、
村人に腹が立っているけど同時に悲しい気持ちもあったり、
殴りたいのに殴りたくない心の葛藤等
複雑な鬼たちの心情の変化をその表情やセリフの間、言い回しで見事に表現しました^^
まつ組は劇の練習をしながら、登場人物の“気持ち”について何度も話し合ってきました✨
(※話合いの様子はちょっぴりインスタに上がっています^^)
そうした過程を経て、子ども達一人ひとりがそれぞれの場面の心の内面について理解を深めた結果、劇に表現できるようにまでなりました( *´艸`)
また、本来の物語の最後は青鬼からの手紙を読んで涙する赤鬼で終わるのですが、まつ組はそこに子ども達同士で話合い、オリジナルのラストシーンを(赤鬼からの返事の手紙)付け加えています!
新しく物語の続きを考えられるというのは、よっぽど登場人物の立場や気持ちに寄り添っていないとできません👀✨
これは、もしかしたらこうかもしれない・・・と物語の登場人物になりきって想像したからこそできる事であり、劇の楽しさでもありますね(*^^*)
目には見えない“気持ちの流れ”をお客さんにバッチリ伝えたまつ組でした(#^^#)
上手だったね💗
これで2月の生活発表会は終了です^^
子ども達には色々な姿があったかと思いますが、今回クラスで一致団結して取り組んできた事やそのプロセスにこそ、子ども達の大きな成長があります✨
今回だけで終わらず、またお家でも思い出しながら(動画や写真を撮られている方はそれを見ながら)お話をして頂ければと思います♪
生活発表会でした(#^^#)