劇場ごっこって?~参観の取り組み~
年長組は参観日で『劇場ごっこ』の取り組みの様子を見て頂きました。
年少組・年中組の子ども達に劇の
おもしろさや楽しさ、劇遊びって何だろうを知ってもらうきっかけとして
およそ10日間かけて取り組んできました。
各クラスによって取り組み方は多少異なりますが…
参観日当日までの様子をお伝えします。
①劇遊びってどんなことするの?
子ども達と一緒に年中組・年少組の時に
どんな劇遊びをしたのか振り返ります。
年長児が他学年に劇遊びを見せたい‼という
気持ちを大切にしていきます。
②お話を決める
そして、自分達がやってみたい劇遊びの絵本・お話の題材を探します
『絵本の間』で絵本を探すクラスも‼
家から絵本を持ってきてくれる子もいました。
たくさんのお話の中からどのお話をしたいのかを決めます‼
決めるには年少組が分かりやすいものや
劇遊びにできるのかどうか?を判断のひとつとしてしています。
③お話し作りをする(幕割りをする)
お話の題材が決まると、どの場面を劇にするのかを
考えながら取り組んでいきます。
場面を何幕に設定するかを考えます。
また、劇場ごっこ以外の遊びの中で
ペープサートで遊んだり
接続詞カードを使って
クラスで『お話し作り』を楽しんだりします。
『お話づくり』の遊びを通じて物語の構成や
起承転結のあるストーリーを子ども達が
無意識に意識することが出来ます☺
④配役決め
必要な役はどんな役があるのかな?
誰がする?
2幕連続で出れるのかな?
話し合いを重ねていく中で具体的になっていきます。
お話の場面がわかりやすいようにナレーターをいれよう‼
⑤道具が必要だ!
道具があることで子ども達が
劇遊びの話しのイメージがもちやすく
話しの内容にこだわりも見られていきます!
⑥見せ合いっこをしよう!
クラスの友だちや他クラスの友だちに見てもらい意見をもらいます。
自分達では楽しく出来たと思っていても
客観的に見てもらうと、どうなのか?を教えてもらいます。
他者にどう見られているのかの
客観的な視点を子ども達がもつことは大切です
⑦課題や改善点をもらって考える‼
教えてもらったことを、具体的にどうするのかを
友だちや先生と一緒に考えていきます。
『劇場ごっこ』の取り組みの中で
子ども達が自分たちの活動として
意欲的・主体的に取り組むことを大切にしています。
正解や大人から教えてもらった事をそのまま行うのではなく
自分達で考えてみたことを
実際にやってみる中でもっとこうしたら良いことに気付き、
わかったことを次に生かすことを大切にしてきました。
参観日では、どのような姿を見せてくれるのでしょうか?