愛の園ラグビ―大会 <予選>
年長組は球技大会として、幼児ラグビー
『愛の園ラグビ―』を行います。
この『愛の園ラグビー』は元々あった幼児向けラグビーを
年長児が思いっきり力を発揮できるように、
試行錯誤の中で愛の園流に変更を加えたものです。
一試合しただけで、どの子も額に汗をかく程の運動量です。
ドッヂボールでは、ボールは取った人のものですが、
この『愛の園ラグビー』ではボールは取った人のものではなく
チームのもの。
まさに「One for All All for One
(一人は皆の為に、皆は一人(勝利)の為に!)」です。
2月22日(金)、2月25日(月)の2日間
行った予選の様子をお伝えします!
<対戦方法>
リーグ戦
(総当たりで全クラスとの対戦で順位を決めます。)
全試合(各クラス5試合となります)を一日で行うのではなく、
3試合を事前に行い、残り2試合を明日の本戦で戦います。
予選開始前にリーグ表の説明。
どうやって他クラスと戦っていくのかを知る事で
見通しが持てます。
「どのクラスも友達と気持ちを一つに頑張って欲しい。」
と声を掛けてもらい
「絶対勝つぞ!」「頑張る!」と意気込んでいました。
「たけぐみとふじぐみの試合を始めます!」
「よろしくお願いします!」
勢いのある挨拶で試合開始です。
ボールに食らいつく子ども達。
たくましく、力強い姿です。
愛の園ラグビー大会に向け、
クラスで練習に励んできました。
どうやったら得点できるのか、
敵からボールを奪うにはどうすればいいのか、
敵の得点を阻止するにはどうすればいいのか等
クラスで作戦会議を行い取り組んできました。
クラスによって様々な工夫が見られ
ラグビーに対する熱い思いが伝わってきました。
<ルール>
クラスを攻め係、守備(ゴール)係、待機(応援)係
の3つのグループに分けて行います。
攻め係同士がボールを奪い合ったり、
ボールを守る為にボールを取ろうとしている相手の腰を持ち
ボールから引き離したり、
仲間にパスをしたりしながら
自分のチームのゴールの所までボールを運び、
ゴール係にパスします。
ゴール係がパスされたボールを
キャッチする事ができたら得点になります。
係は試合の途中で交代します。
「頑張って!」
「ゴールまで後少し!」
応援にも力が入ります。
試合の合間には作戦会議。
勝つ為にはどうすればいいのか知恵を出し合います。
「頑張るぞ!オーーー!」
試合前にクラスで円陣を組んで気合い入れ。
クラス毎にすごい盛り上がりです。
クラスが一丸となってボールを奪い合います。
<タグについて>
子ども達の腰の左右にクラスカラーのタグが付いています。
ボールを持って走っている子は
タグを取られた場合、止まらなけらばなりません。
そして、その場から審判ボールで試合再開となります。
ボールを持って走っている子を
タックルで止めるのではなく、
タグを取る事で止めるのです。
こけてもすぐに立ち上がり走り出します。
粘り強さ、諦めない気持ちが育っています。
パス!
クラスによって色んな作戦があり、
守備係一つ取っても違いがあります。
ゴ―――ル!
「ボールを受け取って!」
明日はいよいよラグビー大会本戦。
勝敗を重視するのではなく、
友達との繋がりを大切にしながら
目標を持ち、どう取り組んでいくのかという姿勢が大切です。
クラスが一丸となり戦いに挑む姿をご覧頂けたらと思います。