遊び環境の大切さ ~園内研修~
昨日、幼児期の遊びについて研修されている
東京学芸大学名誉教授の小川博久先生、
東京都市大学教授の岩田遵子先生にお越し頂き
園内研修を行いました。
近年継続的にご指導頂き、今年度一回目の研修です。
幾つかのクラスを実際に見て頂き、
その場で遊びのコーナ―の作り方、
遊びの発展の仕方を教えてくださいました。
遊びの環境を整える事で
子どもが落ち着き遊べる空間(居場所)ができる
⇒遊びが深まる(自分の世界を作る)
⇒他の子とも関わり合える
⇒遊びが広がり発展する
上記のように
心が安定し夢中になり遊べる環境作りが
とても大切であると教えて頂き
即、環境を整えていきました。
その後、子ども達の遊ぶ姿に変化が見られ
改めて遊び環境の大切さを感じました。
年長組のかき氷&ケーキ屋さん遊び。
自分達で工夫し、作り上げた商品を
棚(ショーケース)に並べ販売します。
商品作りだけに終わらず
その後、友達と売り手・買い手に分かれて
やり取りを楽しむ姿がありました。
製作コーナーとごっこ遊びができるコーナー
の配置を工夫すると遊びが広がりました。
「かき氷、美味しい。」
ショーケースには手作り風鈴も飾ってあり
店構えも子ども達のアイデアが光っていました。
可愛らしいお店です。
年中組クラスでも
それぞれの遊びのコーナ―の広がり、
他の遊びコーナーとの繋がりについて
具体的に教えて頂きました。
年長組、年中組クラスで
友達とイメージを共有しながら
遊ぶ子ども達の姿が印象的でした。
自分を出しながら、また友達と繋がりながら
遊びを深めていく為の環境作りを心掛けていきたいです。
遊び環境の研修に続いて
岩田先生にわらべうた遊びについて
ご指導して頂きました。
友達同士響き合い‶のり”を共有し
一体化する事が大切。
円になりわらべうた遊びをしたり、
歌う事で響き合いが高まっていきます。
この響き合いが高まると
同調性も高まり
ぐんとクラスがまとまります。
『響き合う』『共有する』活動として
どのクラスもわらべうた遊びを積極的に取り入れています。
放課後、保育を振り返り
『遊び環境』と『わらべうた遊びの大切さ』
についてお話ししてくださいました。
小川先生、岩田先生の熱心な指導に
多くの気付きや学びがありました。
最後にわらべうた遊びも教えて頂き
職員同士も響き合い楽しむ事ができました。
今回の園内研修で学んだ事を活かし、
保育を深めていきたいです。