劇場ごっこ① ~なんのお話にしよう?~
運動会を終えてすぐ、
11月の参観に向けての取り組みがスタートしています。
年長組の次なる取り組みは〝劇場ごっこ”です。
(クラスによって呼び名は様々です。)
1週目(10月16日~20日)
劇に取り組む前にどんなお話があるのか色んな絵本に触れました。
「このお話面白い」
面白い絵本、楽しい絵本等
劇で取り組んでみたい物語を挙げてみました。
各クラスすごい数の物語が挙がりました。
すごい数ですねー。
面白いと思う点、劇としてやってみたいと感じた点等
友達にプレゼンテーションし、
「皆で取り組めるものなのか」「楽しめる話なのか」等
皆で意見を交わし、いくつかの絵本に絞りました。
中には家から絵本を持ってきて思いを伝える子もいる程、
子ども達の「やってみたい!」という思いは強かったです。
何日か話し合いを重ね
劇場ごっこで取り組む物語が決定。
やってみたい物語に分かれ幾つかのグループができました。
クラスによって進め方は様々ですが、
どのクラスも子ども達自身が考え主体的に取り組めるようにしています。
グループが決まると
物語の場面割り(幕割り)、役決め、立稽古と進んでいきます。
どんな場面があるのか絵本を見ながら考えます。
場面割りができたら役決め。
どんな役があるのかな?
「ねこ役は誰がやってくれる?」
「○○やってくれる人。」「はい!」「はい!」
「どうしょうか…」
「これが決まって…」
忘れないように書いておこう。
頭を寄せ合い相談中。
う~ん。
友達とあーだこーだと意見を交換しながら
劇場ごっこは進んでいます。
時には意見がぶつかる事もありますが
どうやったら皆が納得できるのか解決策を考え子ども達なりに進めています。
進んだと思ったら壁にぶつかったり…
悪戦苦闘の毎日です。
そんな悪戦苦闘の毎日も大切な経験です。
この〝劇場ごっこ”には協同的な学びがあり、
子ども達の心の育ちに繋がっています。