よっ!ももたろ~う!
尼崎の市制100周年事業として、
幼稚園の年長組・小学校1年生 の子ども達による(出演希望者)
歌舞伎の公演を行うこととなり、9月より計5回の練習を重ねてきました。
指導してくださったのは、‶新歌舞伎尼崎”の皆さんです。
練習風景。
浴衣を着て歌舞伎の所作、立ち振る舞いを教えてもらい懸命に取り組む子ども達。
歌舞伎独特の動きや台詞の言い回しに初めは悪戦苦闘していましたが、
回を重ねる毎に自分のものとし自信を持って取り組んでいました。
そして…
11月23日。
歌舞伎公演の日がやってきました!
公演の2時間前に楽屋入りをして、隈取りのメイク。
こうやって出来上がっていくのですね。
メイク、衣装替えも終えリハーサルへ。
いよいよ始まります。
園長先生、新歌舞伎尼崎代表の穴田さんのお話、
舞台を華やかにしてくださる三味線の長瀬さんのお話を聞き
その後、歌舞伎の歴史や今回披露する『わらべうた夢の架け橋』
についての紹介がありました。
『わらべうた夢の架け橋』
~あらすじや見所など~
鬼を退治するために、尼崎に集まったおとぎ話の英雄達。そこに大きな鬼が現れます。
英雄達はそれぞれ名乗りを上げて鬼と勝負する事に…。
さぁ、勝負の行方はどうなるのでしょうか?
代表的な歌舞伎の演目‶白浪五人男”を元に、
ストーリーや登場人物等を子ども達が親しみやすいように変えて作られた演目になっています。
鬼に対し、それぞれが自分自身の生い立ち等について
名乗りをあげるところが一番の見所となっています。
花道から英雄達の登場。
英雄達の登場に拍手&掛け声が響いていました。
「よっ!ももたろう!」「よっ!きんたろう!」
なりきり度100%!いや、200%
見え切り!
決まっていますね。
不気味な音と共に現れたのが…
鬼!
この鬼、誰かに似ていますね。誰でしょう?
(こっそりお教えします)
鬼役は何と!
園長先生でした。
園長先生の迫力も凄かったですよ。
英雄達によって悪い鬼はやっつけられました。
お見事!
拍手喝采の中、幕が下りました。
本当に素晴らしい公演でした。
みんなよく頑張りました
最後にみんなで記念撮影。
こんな場面も…
隈取りをさらしに写して記念に。
日本固有の伝統芸能『歌舞伎』に取り組む事になり、
参加した子ども達はとても貴重な体験ができました。
子ども達が楽しみ取り組む事ができたのは、ご家族の皆さんの支え
そして、新歌舞伎尼崎の皆さんのお力添えのおかげであると思います。
本当にありがとうございました。
本日、神戸新聞に歌舞伎公演の記事が掲載されました。